トレーニングとしての腹パンチを受ける3つのメリット

腹パンチはフェチズムによる愛好家だけのものではありません。

むしろ、立派なトレーニング方法と言えます。

トレーニングとして格闘家が腹パンチを受けたり、腹踏みを受けているシーンを見たことがある方も多いのではないでしょうか?

しかし、腹筋を鍛えるためならわざわざダメージが残るような行為をする必要もありません。

筋力トレーニングで腹直筋を肥大化させれば事足りるはずです。

では、腹を鍛えている人が腹パンチをする理由はいったいなんでしょうか?

①腹筋を意識して筋力トレーニングをすることができる

筋トレをする際には、鍛えたい部位を意識することが重要だと言われています。

科学的にも、自分の筋肉に語りかけるようにしてトレーニングをすることで、効果が飛躍的に高まることが実証されています。

腹パンチは、まさに鍛えている部位を殴られているわけですから、意識しないわけにはいきませんよね?

腹パンチは腹筋を意識させるという意味で、かなり効果の高い方法です。

②アドレナリンが分泌されて脂肪燃焼効果を高める

人間は闘争に近い行為になれば、アドレナリンを分泌させます。

また、痛覚を感じさせづらくする効果があるため、痛みを受け続けるとアドレナリンが出やすくなります。

腹パンチはまさに、アドレナリンを分泌させる行為としてはうってつけです。

アドレナリンには脂肪燃焼効果があるため、腹筋につく余計な脂肪を落とす助けになります。

③腹圧を適切なタイミングで高めることができるようになる

お腹というのは腹直筋だけでできているわけではありません。

内臓やその他の筋肉が複雑に絡み合ってできています。

ですから、腹直筋のみ鍛えるようなトレーニングは連動性を欠くことがあります。

腹パンチをすると、お腹に関する全ての筋肉が連動して腹圧を上げ、お腹を固くして衝撃に備えようとします。

他の部位でもそうですが、常日頃から使っている筋肉は、より効率的に動くように進化しますよね?

腹パンチは、腹圧を適切なタイミングであげさせ、お腹全体を連動させて発達させる働きがあるのです。